アレルギー性鼻炎

この記事を書いているのは2月なのですが、そろそろ花粉症をもっている人にとって、うっとうしい時期が来ました。かくいう私もアレルギー性鼻炎を持っていますので、この時期は患者さんの前でくしゃみをしないように、お薬を使っています。

ちゃんと使えているとにおいもちゃんとにおうから、食事もおいしいし、やっぱり使った方が楽ですよね。使うとコーヒーがおいしくなります。

アレルギー性鼻炎のお薬について、いつも説明させていただいているのですが、なかなか時間もなく、説明が行き届かなくて、患者さんにちゃんと選択いただいていないかなと思うことがあります。まずどのような薬があるかご存知でしょうか?まず、分類として、

  1. 抗ヒスタミン薬
  2. 鼻噴霧用ステロイド
  3. ロイコトリエン拮抗薬 があります。

基本となるのは、1と2、です。

1は立ち上がりが良くて、軽度から中等症の方にお勧めです。

2は立ち上がりが良くないのですが、効果は良いので、重症の方におすすめです。

ところで薬局にある花粉症のお薬には薬剤性鼻炎を引き起こす成分が入っていることが多いのをご存知でしょうか?これは点鼻薬に含まれていると3-10日以上連用すると薬剤性鼻炎を引き起こすので、そのように使用しないように耳鼻咽喉科医は指導します。

薬剤性鼻炎を引き起こすと、鼻閉がひどくなるので、鼻薬を使う、しんどい、鼻薬を使うという悪循環におちいります。気をつけてくださいね。

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