こどもの滲出性中耳炎と難聴

滲出性中耳炎とは、鼓膜の向こう側に水がたまる病気です。
水がたまると鼓膜が弱くなったり、聞こえが悪くなったりします。

聞こえが悪くなると、コミュニケーションが程度の差はありますが、難しくなり、こどもの滲出性中耳炎は場合は言葉が遅れが出てきます。

治療は去痰剤などが使われますが、なかなか薬だけでは治らないことが多くありますが、その場合は鼓膜チューブを鼓膜に入れる治療が行われます。
鼓膜チューブを入れるタイミングはは聞こえが悪い状態が長期間続く場合に行われます。
こどもの聞こえはなかなか検査が難しいので、鼓膜の状態を観察しながら、主治医が判断をすることになります。

片方の耳でも聞こえが悪いと学習障害(英語)言語発達障害(英語)を引き起こす事が知られています。大変とは思いますが、放っておかないようにして下さい。

参考)
小児滲出性中耳炎診療ガイドライン 2015年版 – 日本耳科学会

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