きこえの発達
ちゃんと聞こえているかどうかは、ことばの発達にとても重要なのですが、こどもが聞こえているのか、聞こえていないのかはなかなか分かりづらいものです。
ことばがおそいかどうかで、おかあさん(おとうさん)はこどもがきこえているかどうか不安になりますが(心配そうに受診される時期は2才以降が多いです)、2才になってもしゃべらない子どもさんいらっしゃれば、2才になれば「パパ」、「ママ」、「○○ちょうだい」などしっかりしゃべられる子ども様々です。また2才に聞こえが悪いことに気づくのはことばの発達のためには少し遅いかなと思います。
きこえているかどうかをこどもが言葉を理解するかどうか、振り向くかどうかで判断する必要がありますが、なかなか判断がむつかしいですね。
チェックリストをかんたんにまとめてみましたので、気になる方はチェックしてみてください。
- 0~2か月 大きな音に反応がある
- 3~6か月 音の方向を振り向く
- 7~9か月 音に応じての反応がでてくる
(歌でよろこぶ、おこられると泣くなど) - 9~12カ月 小さい音にも反応がでてくる。
- 12~18か月 ことばを理解するようになる。
なにかしゃべろうとする。 - 18か月以降 単語がいえるようになる。
言われた事を理解し行動できるようになる。
下記はもっと詳しいチェックリストです。きこえが心配でしたら、かんたんですのでチェックしてみてください。
乳児の聴覚言語発達リスト(岐阜県のホームページ)
聴覚発達チェックリストでgoogleを検索するといろいろなチェックリストがありますので、そちらも参考にしてください。
聞こえが悪い時には、滲出性中耳炎という病気にかかっている可能性がありますので、耳鼻科を受診して、耳の中を診察させてください。