済生会兵庫県病院ではアレルギー性鼻炎、花粉症にたいして、アルゴンプラズマ凝固装置による鼻粘膜焼灼を行っております。
レーザーによる治療とほぼ同一のものです。
まず治療には予約が必要となります。
治療ですが、初めに鼻の中に麻酔が入った綿をいれて痛み止めをします。痛み止めが十分に効いた後に、綿をとって、鼻の粘膜(下鼻甲介のみ)をまんべんなく熱を加えます。
これで終わりです。手術は5分程度ですが、麻酔が効くのを待ったり、器械の準備などで、所要時間40分程度です。
手術後は粘膜の腫れなどで、1-2週間程度鼻が詰まります。
その後鼻症状の改善があるのですが、有効率は80-90%程度です。お薬の効果が見られない、お薬を使いたくない、お薬を減らしたいなど、お薬の治療に満足がいただけない方への良い選択肢になります